2011年10月31日

定年<扱い>退職

今日付けで、長年背負わせてもらっていた会社員と役職という肩書きと信用を失いました。
前々から「そんな60歳までなんて働けない」、「早く引退したい」と言ってはいたが、本人としては2〜3年早い引退。

ここ半年以上休職していたし、無給休職だったので収入もなく、生活としては今日までと明日からと何も変わることはなく、十分に長い助走を経ての引退なんだけど、な〜んとなく何かが抜け落ちたような喪失感。年齢は社会一般の定年年齢にはまだまだ足りないのだけど、やっぱり定年ってこういうものなんだろうか...と思ってしまう。

情報処理を生業としていたので、退職までの手続きは非常に簡単。モバイルワーカーだったので、片付けるべき机もないし、書類もない。あるのは、社内システムに繋ぐためのIDと、サーバーのデータベース内のデータ、そしてPCに入っている公表済みの成果物とプレゼンテーションの資料等。サーバーのデータは、退職日が過ぎると自動的に消されるし、PCのデータを消すのは30秒足らず。自分としては大切な仕事の記録なのだが、業務情報はすべて消さなければいけないので、消去用のソフトにかけると、仕事人としての自分の20年が意味のないものに塗りつぶされていく。仕事で付き合いのあった方の連絡先も、何も残らない。

な〜んか、情報処理というサービス業の虚業性を痛感してしまう。


明日からは、肩書きもなにもない自分。

まともな就職は探す気もないし、失業保険ももらうつもりもないけど、あんかアルバイトくらいはできるかなぁ。
posted by くま at 18:05| Comment(5) | お仕事